自己資本比率は高いほうがいい!
とずっと思っていました。
左よりも右の方が健全で投資がしやすい。
そのように考えていました。
ただ、「格付けが必ずしも高い方がいい場合ばかりではない」
というブログでも紹介した考え方と似ていますが、
常に自己資本比率も高ければ良いというわけではありません。
格付けの話(詳細は以下ブログ)
http://fpmba.blog.jp/archives/3774269.html
これはWACCの考え方にもつながります。
やさしいWACC(加重平均資本コスト)
http://fpmba.blog.jp/archives/3946936.html
通常リスクとリターンは比例し、
預貯金、債券、株式とリスクが高まり、それに伴いリターンも
高くなります。
これはFPとしてよく話をしますが、見方を変えれば債券を発行して
資金調達するよりも株式での資金調達の方が高いリターンを求め
られる、すなわち配当はじめ株主還元でより多くのコストがかかる
ことになります。
すると、他の条件が同じであれば写真右側の会社は左側の会社よりも
WACCが高くなります。つまり、コストが高まり、求められるリターンも高い。
よって場合によっては積極的な負債の活用も!
負債=ネガティブなイメージがありました。
当然、負債に依存し過ぎるととデフォルトにつながりますので、財務の健全性を
見る場合、自己資本比率が高い方がいいという考え方は大切にしなければ
なりません。
ただ、上のような見方も加えながら分析するとより深く企業のこと、投資対象の
ことが見えてくると思います!
内山FP総合事務所株式会社
http://ufp.webin.jp/
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とずっと思っていました。
左よりも右の方が健全で投資がしやすい。
そのように考えていました。
ただ、「格付けが必ずしも高い方がいい場合ばかりではない」
というブログでも紹介した考え方と似ていますが、
常に自己資本比率も高ければ良いというわけではありません。
格付けの話(詳細は以下ブログ)
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これはWACCの考え方にもつながります。
やさしいWACC(加重平均資本コスト)
http://fpmba.blog.jp/archives/3946936.html
通常リスクとリターンは比例し、
預貯金、債券、株式とリスクが高まり、それに伴いリターンも
高くなります。
これはFPとしてよく話をしますが、見方を変えれば債券を発行して
資金調達するよりも株式での資金調達の方が高いリターンを求め
られる、すなわち配当はじめ株主還元でより多くのコストがかかる
ことになります。
すると、他の条件が同じであれば写真右側の会社は左側の会社よりも
WACCが高くなります。つまり、コストが高まり、求められるリターンも高い。
よって場合によっては積極的な負債の活用も!
負債=ネガティブなイメージがありました。
当然、負債に依存し過ぎるととデフォルトにつながりますので、財務の健全性を
見る場合、自己資本比率が高い方がいいという考え方は大切にしなければ
なりません。
ただ、上のような見方も加えながら分析するとより深く企業のこと、投資対象の
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